

今回はとっても真面目な話!
ドライの迷子さんほど、真剣に向き合ってほしい内容です。
過去にお店で『頭がかたい』『向いていない』といわれてモヤモヤした人の原因はコレかも。
それと、最後にお伝えする刺激中毒の沼も知って欲しい。
目次
私のお客様の8割は何かしらの【難あり】
この難ありというのは、身体的な問題・メンタル問題・病気の問題があります。
そこで必ず一緒に合わせて持っているものが【プレイに集中できない】ことです。
ハッキリ断言できるくらいに、プレイ中に体の感度が上がってきていても【わからない】【どれが気持ち良いんだろう?】と頭の中で考えています。
これは男性特有の(一度、頭で考えて理解したい)という特性みたいなもので、今まで自分が知らないものを受け入れるまでに時間がかかるという特性です。
よくも悪くも真面目なことなので否定をすることはありませんが、この特性が自分でも無意識に脳にブロックをかける為、ドライの迷子の出来上がりというわけです。

次に厄介なのが身体的な問題と持病の問題。
以下の問題がある場合は関しては私みたいな風俗の性感帯開発のプロではなく、医師の力が必要です!
・AGAのくすりの副作用
・変形性股関節症
・糖尿病(ちゃんと診察していないのに自覚ありの人
・勃起不全
・前立腺がんで前立腺を摘出した人
・前立腺がんの疑いのある人
・女性にもエロさを求める(AVのような状態を求める人)
これだけではないけど、上記に書いた人が予約時点で相談もなく、プレイの最中に「実は・・・」と言ってくる人が多いのですがプレイの時間内に1ミリでも今までの自分を変えたと思うなら最初に伝えるようにしましょう。
そして糖尿病の方や前立腺がんなどの疑いや摘出してまもない人はまずは、しっかりと病院で治療をしてください。
特に前立腺がんの疑いがある場合、肛門内に傷がついてしまうと悪化させてしまう可能性もあります。
真面目な人ほど考える
男性は特に今まで経験をしたことがない事には慎重。
今まで知っている最高の気持ちよさ=射精が天井であれば、今まで経験をしたことがない刺激を快感として自分が認識するまでに時間がかかります。
これは初めて射精をした時のことを思い出してほしいのですが、ピリピリするような刺激とびっくりという感覚の方が強かったのではないでしょうか?
初めて射精をした時は不思議な感じがしたけど、興味があって繰り返しオナニーをするうちに〝気持ちいいかも〟と感じたのではないでしょうか?
何回も繰り返してオナニーをすることで、最初に感じた刺激とは違ってだんだんと快感の方が強くなってきたとおもいます。
これは経験したことが早い年齢の場合であれば、無駄で知識がない分、自分の中でスーッと気持ち良いこととして自分の中での認知が変化をしていきますが、
ドライオーガズムのように今まで経験をしたことがない場合はネットなどで得た知識が考えを優先してしまっています。
【見た動画と違う・書いてあったことと違う・あの人みたいにならない】など、最初に経験したことではなく見聞きしたものが正解と自分の中で刷り込んでしまっているため、
自分の体に向き合うことが最優先なのに他人の経験と比較をしてしまいます。
何度も書いておきますが
快感の感じ方は個人差があって自分が体験して認知するものと他人の経験は全く同じにはなりません!
もし自分でドライオーガズムのためのプレイや自己開発をする時は他人の知識や経験を思い出して比較することなく自分の体の変化を感じ取っていってください。
集中できない時は、自分が興奮できるおかずになる物を用意してとにかく快感やいつもと違う変化を感じ取っていきましょう!

他人の体験を自分も同じようになると
思い込んではいけないよ!
「もっと強烈に!」を求めすぎて、快感を感じられなくなる paradox
せっかくドライオーガズムの状態に入りかけていても、「もっと強く!」「もっと激しく!」と刺激を追い求めすぎてしまうことで、
自分がいま感じている快感を無視してしまう方が少なくありません。
これは特に真面目で探究心が強い人ほど起こりやすい傾向です。
「もっと気持ちよくなれるはずだ」「これが限界じゃないはずだ」という気持ちは向上心のようでいて、実は自分自身の感度を“上書き”してしまう危険な思考でもあります。
ドライオーガズムは、“静かに広がる快感”を少しずつ育てていく繊細な感覚の世界です。
ところが、頭の中では「AVのような激しさ」「射精のときの爆発感」といった、強烈で分かりやすい刺激の記憶が刷り込まれていて、「あの感じじゃないとダメだ」と無意識に比べてしまっているのです。
これが「刺激中毒」の罠です。

■ 快感を鈍らせる思考習慣とは?
「もっと気持ちいい刺激があるはず」と頭で探してしまう
今ある感覚に集中できず、未来の快感ばかりを追いかける
過去の動画や他人の体験談と比較して、自分の感覚を疑ってしまう
このような状態では、快感を“感じ取る”センサーが鈍くなってしまいます。
■ 解決のヒント:「強さ」ではなく「深さ」を味わう意識
今まさに感じている“わずかな心地よさ”を丁寧に観察する
プレイ中は「どんな感覚がある?」と自分に問いかけてみる
快感の量ではなく、質と深さにフォーカスする
「もっと!」という欲望を手放して“今ここ”に集中することが、実は最短で感度を高めるルートなのです。
亀頭ドライと前立腺ドライの合わせ技、そして“もっともっと野郎”という落とし穴
ドライオーガズムを目指す中で、亀頭ドライを試している人も多いと思います。
実際、亀頭部分の感度が高まってくると、そこに前立腺ドライの快感が合わさることで、身体が一気に“快感のピーク”に向かうことがあります。
その結果、無意識のうちに射精してしまう――というケースも珍しくありません。
これは決して失敗ではなく、「快感の質が変化し始めている証拠」でもあります。
自分の体がどんなふうに反応しているのかを丁寧に観察することで、次に活かすことができます。
⚠️ ただし注意:「刺激中毒」のスイッチが入ると…
私の経験上、プレイ中に感度が高まるにつれて、急に「もっともっと!」と刺激ばかりを追いかけるようになってしまう人がいます。
これはまるで“快感ハンター”に変身してしまったかのように、目の前の感覚を放り出して「もっと強い快感を!」と求め続けてしまう状態。
そして残念ながら、こうした方々に共通しているのは、人の話を一切聞かなくなるということです。
こちらが「いま何を感じているかを丁寧に観察してみてください」と伝えても、
自分の都合の良いようにしか解釈せず、「それは分かってる、でももっと強くして!」と返ってきてしまいます。
このような場合、正直に言うと「この人にはもう何を言っても届かないな…」と思ってしまいます。
💡 心から伝えたいこと
ドライオーガズムは“今ある快感を深く味わうこと”が基本です。
刺激の強さではなく、感覚の奥行きに気づいていくことが本当の意味での“性感の開発”につながります。
もしあなたが「もっともっと!」と思ったときこそ、一度立ち止まって、「今、体のどこがどう気持ちいいのか?」を丁寧に感じてみてください。
その“ちょっとした感覚”にこそ、あなたの快感の入口があるかもしれません。














