今日は質問フォームに届いた質問をご紹介したいと思います!
これは長年オナニストの人が陥るかもしれない現象なので、ぜひ読んでみてください!
私は自己判断ではありますが腟内射精障害になっていて、
オナニーをしてもほとんど性的快感を得られなくなっています。
具体的には、TENGAなどのオナホを使っても逝けない、
パンストやガーゼを使った亀頭攻めをされても感じない、
風俗で素股をされても同様に感じないことなどが挙げられます。
現在チ◯コで感じれられなくなったため別の方法で性的快感を得るためにドライオーガズムに挑戦しています。
ドライオーガズムの感覚は射精の感覚のようなものが続くというような表現がよくされていますが、
現在の自分に当てはめると「無のような感覚が続く」となってしまします。
ここで質問なのですが、チ◯コで性的快感を得られない人でも開発をすればドライの達成はできるのでしょうか?
今までの経験上での話でよいので同じ状態の人は開発したことがあるのか。
もし、したことがあればどれくらいの期間がかかったのかを教えていただけると幸いです
こ・・・これは厄介な状態になってしまったケースですな・・・。
私のお店にもなんと18歳で来店した子がこの同じような症状でした。
結論的にいうと、射精障害の方でもドライオーガズムをすることは可能!
ですが、それには条件があります。
その条件を一つずつまとめていきたいと思います!
おちん◯んが気持ちよく感じない
質問者さんの「オナニーをしても性的快感を得られなくなっている」
これって、自分でやっても何も気持ちよくないってこと。
具体的には、TENGAなどのオナホを使っても逝けない、
パンストやガーゼを使った亀頭攻めをされても感じない、
風俗で素股をされても同様に感じないことなどが挙げられます。
すごくありがちなんですが、強い刺激をすればなんとなく気持ちよくなれるかな?って安直な考えなのですが
これが「膣内射精障害」への一歩です。
・強く握りガシガシする
・パンストやガーゼで強い刺激をする
・TENGAなどを使ってもイケない
これは何をやっても自分自身が気持ちいいと感じないために、どんどん強く刺激をしてなんとか気持ちよさを取り戻そうという願いから。
気持ち良さを感じなくなる前のオナニーを思い出して
いつものオナニーが気持ちよくなくなった時は、その前のオナニーの状態を思い出して欲しいです。
というのも、気持ちよく感じなくなった原因というのがオナニーの仕方や精神状態など変化があったはず。
例えばですが、毎日寝る前にオナニーをしないと寝付けない・ちょっと強い刺激にハマってやりすぎたなど
ささいなことだけど、性器が性的な感覚が鈍くなるのは何かしら原因があるのに自分自身が気が付かないことが問題です。
年齢的なもので勃起不全や、心因的な問題があって勃起ができない・興奮しないなど自分が理解できる原因があれば対処法はなんとなく
責める側としても考えられるけど、自分自身が原因がわかっていないというのは責め側としても難題です。
私たちは医者ではないので、検査ができるわけでもないので出来ることは「快感があった時のオナニーの状態」を思い出してもらうこと。
最初に私のところに来た18歳の男の子のことを書いたけど、彼の場合は自分のオナニーの仕方に問題がありました。
前立腺の開発では本人が気持ち良いとちゃんと理解出来るまで時間がかかっていて、誰かの手コキでは射精はできないけど、たまに自分でなら射精ができる。
そのため、私のところに開発に来る時は私のプレイの時間は前立腺の開発だけを中心に行い、自分の家に帰宅をしたら自分でしっかりと射精をするということを
ルーティンにしていきました。
前立腺でもプレイのたびに「今が気持ち良いと感じているタイミング」ということを教えて、自分の口でも「気持ちいい」と言えるようになるまでは
本当に矯正するまでかなりの時間がかかりました。
手コキだけでは射精できない彼が自分でも射精をできるようになるまでに自分自身でも射精をする癖・気持ち良さを認識するまで約1年。
それはそれは長い時間のようですが、彼にとってはすごく重要なことで矯正できる場所が他になかったから。
もうね、18歳で射精障害を抱えるなんて悲劇だけど本人は最後の砦として私を見つけ18歳の若さでずっと定期的に通ってくるという
ガッツがありました😂
まぁ、この先ずっと射精障害を抱えるなんて彼にとっても問題だったのでしょう。しっかりアナルでも感じることができるようになり、今や立派なマゾに成長しました。
勃起不全で不感症でもドライ開発経験済み!
過去に書いた記事ですが、こちらも読んで欲しい!
これは過去に私のところに来てくれたお客様の話で、AGA治療のための薬の副作用で勃起不全になってしまったということ。
前立腺にはもともと昔に興味があってエネマグラを使ったことがあるけど、気持ちよさはなかったということで
こちらのお客様は90分で結果が良ければいいなという感じで来てくれました。
・勃起不全
・性器の感度も鈍い
・射精自体、何年もしていない
・乳首も感じない
最初にいろいろな場所にフェザータッチや亀頭責めなどをしながら、様子を見たのですがこれが・・・
30分ほど経っても、お客様はうんともすんとも言わなく無言・・・。
この時に同時に前立腺へのアプローチを行っていたのですが、これがまさかの異物感があるという状態。
一旦休憩してお客様もなんとなく諦めかけていたので、もう一度やってみましょう!という感じで今度は性器よりも会陰と前立腺の挟み撃ちで
じっくりマッサージするようにしていきました。
すると、時々性器がピクッと動くタイミングがあり、そのことをお客様にお伝えして自分でも目で見て確認してもらいました。
この確認というのがとても大切なことで、私は目で見てわかる反応がある時は、お客様に確認をしてもらいます。
手が震えている・呼吸が荒くなっている・顔が赤くなっている・体が赤くなっているなど目で見るものに関してはお客様に確認をしてもらうと
脳が認識をするので格段に感度があがっていきます。
責める側が認識していることを一緒に認識してもらうというのは、すごく大切なことなんです。
感度は神経を通じて繋がる!
ざっくりこういう事を言っても、不感症になってしまった方や経験のない方にはピンと来ない話かもしれません。
幻肢痛の実験として行われている鏡箱実験について。
鏡箱実験は、「幻肢痛(げんしつう)」と呼ばれる、失った手足がまだ存在しているように感じて痛みが起こる現象を和らげるために考案された、非常にユニークな治療法です。この実験は、「脳が視覚に騙される錯覚」を利用して痛みを軽減するもので、1990年代に神経学者のヴィラヤヌル・S・ラマチャンドラン博士が開発しました。
鏡箱実験の仕組み
鏡箱実験は、片側の手を鏡に映して、両手が揃っているように見せるという簡単な方法で行います。
✅ 用意するもの
箱の真ん中に鏡が立てられている道具(「鏡箱」と呼ばれます)
✅ 実験の手順
箱の片側に健全な手を入れ、もう片側に失った手(または痛みがある手)の位置に腕を置きます。
健全な手を鏡に映すことで、まるで失った手がそこにあるように見えます。
健全な手を動かすと、鏡に映る手も動いて見えるため、脳は「両手が正常に動いている」と錯覚します。
脳がどのように錯覚するのか?
通常、脳は手足の動きや位置情報を目で確認して認識します。
しかし、手足を失った場合、脳はその手足がまだあると感じ、痛みを感じることがあります。これが幻肢痛です。
鏡箱実験では、脳が鏡に映った手を「失った手」と認識することで、「失った手が正常に動いている」と錯覚し、脳が痛みの信号を止めるようになります。
鏡箱実験の効果は「視覚の力」によって脳の認識が変わるためです。
痛みの原因が脳の中にある場合でも、視覚による情報で脳を騙し、痛みを和らげることができます。
これにより、患者は幻肢痛が軽減したり、完全に消えたりすることがあります。
鏡箱実験を日常的な例えで説明すると、ゲームで「仮想の自分」が画面に映っているのを見て、実際にその動きをしているように感じることがありますよね。
それと同じように、脳は「目で見たもの」を現実だと思い込みます。
鏡箱実験は「視覚による錯覚で脳を騙す」というシンプルながら効果的な方法です。
失った手足の痛みを軽減するだけでなく、脳の不思議な働きを理解するための重要な実験でもあります。
この実験は、私たちがどれだけ視覚情報に頼っているか、そして脳がどれだけ簡単に騙されるかを教えてくれる良い例です!
もし、自宅で実験ができそうな時は試してみてほしいです。
この実験を応用してプレイに利用しているのですが、反応をお客様に確認してもらうという事は「視覚を利用して認識させる」という部分。
そして体に現れる反応を逐一お客様に伝えるのは「変化を認識してもらうため」
この二つは自分自身だけの開発で壁にぶつかっている人を一気に山に登らせるくらい効果のある事なんです。
そして、不感症の人はまた快感を感じるために必要なのは認知の再構築。
人間の知覚や認知の仕組みを操作することで、新たな知覚体験を考えます。
この原理を応用して、性的な不感症の人に対して応用すれば特定の刺激やプレイを多様な苦痛や視点から知覚することで、
感覚を再構成し、もともと感じていた快感を戻せる可能性があります。
感度を上げる準備
前立腺の開発を行うときに必ずやっている事をまとめておきます。
セルフ開発するなら普段の生活でも取り入れてみてね!
・シャワーで体温を上げる
・末端冷え性なら靴下を履く
・興奮する材料を用意しておく
・演技も取り入れる
1:シャワーで体温を上げる
湯船派の人は額に汗が滲むまで温まる。シャワー派の人は仙骨(腰とお尻の境目あたり)に熱めのシャワーを当てて額に汗が滲むまで温めましょう。
仙骨を温める意味があるのか?と思いますよね?
女性でも感度を上げるためには同じように仙骨部分を温める事が必要不可欠なんです。参考にこちらも読んでみてください。
2:末端冷え性なら靴下を履く
せっかくお風呂で体を温めてもすぐに体が冷えてしまう人は冷え性かもしれません。
体が冷えやすいと自覚がある場合はとくに靴下を履いたまま開発をしていきましょう。
実は私のプレイ中に冷え性の人は足や体が冷えて集中できない人が多くいるんです。
体が冷えやすい人はこの靴下がおすすめです!開発のお供に!
3:興奮する材料を用意しておく何よりも下半身に血流が必要な勃起のために自分が興奮できるおかずはしっかりと準備しておきましょう。
好きな動画、好きな女優さん、好きな漫画なんでもいいから自分の好みのものを用意しておきます。
4:演技も取り入れる
これは女性ならありがちなことなんですが、自分でセルフ開発している時も女性とプレイをしている時も「気持ちいい演技」「感じている演技」を
取り入れてみましょう。
先ほどの実験でも書いた「脳を騙す」という事に繋がる演技をするということなんだけど
開発する時も相手がなんとかしてくれるでしょ!と相手任せになっているだけではドライオーガズムだけではなく
射精するのも難しくなるものです。
なので、気分を盛り上げるにも多少の演技をして自分の脳を騙してみましょう。
不感症気味の射精障害でも訓練次第!
自分でも訓練なくしてはドライオーガズムどころか不感症のまま。
専門店にいけばなんとかなるでしょ?なんて他力本願ではまったくもってお門違い。
自分でも自分の体を良い方向に持っていくための訓練をしつつ、専門店プロの手を借りて一緒に開発を掘り下げることが
ドライオーガズムへの近道です。
私のところに来てくれた18歳の男の子は一年ほど時間をかけてゆっくり自分でもオナニーの仕方を変えたり
自分の口で「気持ちいい」と言えるようになるまでは、自分の心の葛藤があったと思います。
それでも不感症のまま性癖を拗らせていくよりも、一般的な男女の恋愛感情も経験しながら今は23歳。
不感症も治すための訓練をして通常の性行為もできるように成長しました。
質問者様の不感症でもドライオーガズムできるのか?という疑問は最後の砦として快感を感じるために
ドライオーガズムをしたい!と思っているのであれば、きっと自分でする改善方法もわかったはず。
女性でも性行為の時におもちゃを使うのに慣れてしまえば、男性の口や手では満足できないか同じく何も感じない状態になってしまいます。
男女関係なく強い刺激に慣れてしまうと、次はもっと強く、もっと刺激的になど別の手段を考えて拗らせていくようになります。
そうなる前に、改善できることは改善して弱い刺激でも充分に気持ちいいと感じられるように
訓練していきましょう!
ガシガシ禁止!強い刺激封印!
まずは弱い刺激を時間をかけてじっくりと「気持ちよさ」を楽しんでください。